昨日は結婚式にお呼ばれされて都会の式場へ行ってきました。
とにかくいいお天気!暑くもなく寒くもなく、心地よい風が吹き抜けていて、きっとお二方の宴を天までもが祝福しているかのよう。
ウェディングドレス姿で登場してきた花嫁。
…美しすぎる。見惚れてしまう。キラキラと輝いていて直視できない!
もうそれだけで泣けてしまう。
ご両親への手紙。ハンカチを事前に用意して、号泣。
自分が結婚した時のことを思い出して過去の記憶が蘇ったり、いつか子どもが大きくなって結婚して…というのを想像したりするから余計に泣けてくる。
生涯の伴侶を見つけ、その人と共に生きていくと大勢の人の前で誓い、自分を育ててくれた親から旅立つ。
嬉しい、寂しい、切ない、でも喜ばしい。
いろんな感情が交差している。
好きな人と一緒になるため、好きな人たちから旅立つ。
人生の大きな大きな節目。
その瞬間を見届けられる。
…月日が経ち、毎日が同じように過ぎて、いつからか空気のようなすぐそばに当たり前にいるような存在になってくる。
それは仕方のないこと、だと思う。
でも昨日はその日常の有り難みを改めて教えてくれるチャンスをもらえた日でもあった。
いつもと一緒、同じ顔ぶれ。
それがいかに尊いことか。
当たり前にこうなった訳ではない。
たくさんの奇跡が重なって、今がある。
おはよう、いってらっしゃい、おかえり、おやすみ。
その言葉を使えることがどれだけ幸せなことか。
とにかく良い式だった。
幸せを凝縮したような空間。
またいつもの毎日に戻るけど、その毎日は当たり前にあるものではない。
誰かに支えられ、支え、助け合って生きていく。
忙しい一日のたった一瞬だけでもいいから幸せを噛みしめる瞬間を持ちたい。
またすぐに忘れるかもだけど、心に刻んでおきたい。
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