コナランスタッフのサクラダ(2)です。
1年近く前に大きめの革リュックを買ってもらった友人に会う機会があったので
リュックの現在を見せてもらいました。
販売当初に比べて、よりしなやかになっている印象です。
このリュックの小さいほう(A4ジャストサイズ)は当店スタッフも所有しているので並べて写真を撮ってみました。
左が当店スタッフ所有の革リュック(A4サイズ)、右が友人の革リュック(大きいサイズ)。
左側のスタッフのリュックはしなやかに変化しつつもまだ変化の入り口程度です。
かたや右側の友人所有のリュックは新品時からの色・形の変化の度合いは左側に比べて多く感じられます。
経年変化って言う都合の良い言葉を使用させていただくとより経年変化をしているのは右側のリュックです。
でも、左のスタッフ所有のリュックは購入して2年以上になると思います、確か。
一方で右側のリュックは購入後1年くらいです。
それもそのはず。聞いてみると使用回数が圧倒的に違ってました。
当店スタッフ所有のリュックは2~3ヶ月おきに数回使う程度で、友人のリュックはフル回転で使ってくれてるそうです。
ちなみに友人のリュックはクリーム等によるメンテも無しで雨の日もバンバン使ってくれてるらしいです。
雨をあまり気にすることなく大きめの革リュックを豪快に使う。これもまたいいですね。
革バッグは人それぞれの使い方で見せる表情が全く違うと改めてわかった瞬間でした。
ちなみに知人の「鞄と革のプロ」の見解によると、革の色の変化は使用頻度や日光浴時間以外にも製造時の染料の配合度合いによって色の変化に個体差がでるのではないか、という話(推測)を聞きました。
もしそうなるとさらに変化に個性が出てきますね。
答えのわからない「経年変化」。自分なりに持ち続けた結果、どういう表情で応えてくれるのか。
それが革製の面白いところ・・・
よし、新しい革靴買うか!(違うか)
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