ギフトショー春2018に行って来ての個人的な感想

朝の4時半に目が覚め、(正確に言うと3時半に起きてしまい布団の中でゴロゴロしていた)洗濯や準備をして、6時に家を出発した。

まだ外は真っ暗。6時ってこんなに暗いんだーと思いながらママチャリを爆走させる(もちろん子どもは乗ってません)

駅も人はまばら。京都行きの急行でも普通に座れる。

だんだんと明けてくる空。
濃い群青が薄い青に変わっていく。そんな景色を眺めているだけで幸せを感じる。

京都に差し掛かった途端、雪の跡が。急に寒くなる。窓も曇る。奈良より京都の方が寒いんやなーなんてひとり心の中で呟いて楽しむ。

ひとりで、しかも電車に乗ることもあんまりないから揺られながら、外の景色を見ながら今日のことを考えるだけで楽しい。

新幹線に乗り込む!富士山側の窓の席はマスト!
座れた!ラッキー☆

運良く笠雲の富士山を拝むことができた。
なんだか幸運の兆し?!(たぶん関係ない)なんて考えながらひとりニヤける。

品川→大崎→国際展示場へ

約10年ぶりのビッグサイトに到着。やっぱりそのデッカい存在感に圧倒される。なんか怖いんだよね〜

ギフトショーの会場に入り、とりあえず気になったブースから周る。

どこのブースも手が込んでいて、設営大変だったろうなーご苦労さま、と勝手に労いの言葉を呟く。

ナチュラル系の雑貨、紙モノ、刺繍のブローチ、帽子、バッグ、伝統工芸を現代風にアレンジしたもの、とにかく気になるものが多過ぎて全てを見るには体力と根性がいる。
10年前とは違い、もう若くはないので開始30分ぐらいでもうヘロヘロ。疲労からかお気に入りのボールペンを落として無くしてしまう始末。

それでも頑張って約4時間かけてだいたいのブースを見終わった。

私なりに思ったことは、大企業より小規模の会社の商品やセンスの方が個性的でとんがっているなということ。生意気にすいません 汗

よく聞く話しだけど、個人のセンスが問われる時代なのかなーとギフトショーを偵察して思った。

個人の思いやセンスが詰まった商品は万人受けはしないけれど、それが好きな人にはグッとささる。
逆に大衆向けに作られた商品は無難でどこか垢抜けない。

今はミンネやクリーマといった個人作家さんが自由に自分の作品を色んな人に見てもらって買ってもらうような仕組みが定着していて、それが当たり前になっているから、お客さんもいろんな作品を見て、自分に合ったものを買える時代になった。

個人対個人の時代。自分が好きなものを作って、それが好きな人が買う時代。

好みを共有して、グループになって楽しみを共有する時代。

やっぱりよく聞く〝共感〟の時代なのかな。

誰かの心に響くものを自分のセンスを持って届ける。それが欲しかった!と待っていた人に届ける。
そんな商品作りが大切なのかなって今ブログを書きながら思った。

今回思った事をまとめるとこんな感じだろうか。

伝統→革新
デコラティブ→シンプル
科学的(ケミカル)→自然、天然(ナチュラル)
都会的→地方、温かみ
企業→個人のセンス、独自性
万人受け→個人受け

今の時代、何か人は優しさや心の安らぎを求め、原点に戻っていくような…そういうものを求めているのかな。自分を取り戻す、自分の楽しみや好きをわかる人と共有して自分を確立する。

要は自分!自分の感情が大事!

だから個人が一人に向けて作る!一人に向けて作ったものにはそれが好きな人が集まる。

好きなものを好きな人に作る時代!

なんかエラそうだけどたぶんまとまった!

コメント

  1. ミライサポーター より:

    コメント、拝読させていただきました。実は、私も、物作りを生業とする小規模会社の一社員です。万人うけというよりも、必要としている人がいるからこそ、開発、販売に向けて、日々努めております。
    貴方様のサイトを目にし、そのコメントを読まさせていただき、はっとしました。言葉にしたことはないものの、同じ考えを持っている方がいる、と。弊社は、設立してまだ間もない会社です。商品も、まだ数少なく、まだまだこれからというところ。それでも、必要としてくれる一人でも多くの人のために。頑張りたいと改めて感じました。

    • conaran より:

      ミライサポーター様

      コメントありがとうございます!

      同じようなことを思っている方に出会えて嬉しいです。これも正に〝共感〟ですね。

      デザインも良く、センスも良い商品がこの世にごまんとある中で自分たちの作った商品を選んでもらえる確立というのは非常に低く、難しいことなんだなーと痛感しています。
      その中でも個人個人に響く商品を自分の思いを乗せて届けていけたらいいなーと思っています。

      こんなネットの片隅にあるようなサイトの、しかもブログまで読んでいただけて本当に光栄です。

      今後もどうぞよろしくお願いいたします。