本革3WAYサッチェル・芯材で補強

鞄製造の現場 サクラダ(2)

コナランスタッフのサクラダ(2)です。

仕上がりが延期になっていた本革3WAYサッチェルがもうまもなく出来上がりそうです。

本日、またまた職場さんにおじゃまして製造過程を見学させていただきました。

今回見せてもらったのはバッグの内側です。

いま、このバッグを製造してくださってる職場さんはとにかく技術があり、実績があります。

そして鞄の製造のレベルが高い職場さん・職人さんはバッグの内側に使う「芯材」の使い方が抜群にうまいです。

この写真を見てもらいたいのですが、バッグの内側には要所要所で芯材が使われています。

バッグの強度を上げる芯材
中央の白い箇所はバッグの底面です。長方形の外側のグレーの箇所も補強材です。
芯材
しっかり補強

この芯材というのはバッグに強度を持たせて少しでも長持ち&少しでもしっかりさせるためのもので鞄に対してどの程度の量の芯材にするか、どこに取り付けるかは職場さんの持つノウハウや経験によって大きく異なってきます。※できる限りの補強はしておりますが使い方や使用頻度によってバッグに多少の型崩れが起こる場合がございますので予めご了承ください。

そして長年製造を続けているからこそピンポイントで補強の箇所がわかったり、細やかな部分の補強が自然にできるんだと思います。

バッグの内側の補強
上のアイボリーの長方形の箇所とその下にある3つの白い四角が補強されてる箇所です
ポケットの補強
矢印の箇所の背面に見えるうっすらとした四角い影が上の写真の白い四角い補強です。ストレスが多くかかりそうな位置にしっかりと補強を入れてくれています。

こちらの職場の社長さんが

「うちは芯材をしっかり使うんです。」

とおっしゃるのもよくわかるくらい、仕上がったバッグはしっかりしてます。
※革のバッグは使っていくうちに柔らかくなっていきます。また、使い方によっては鞄のカタチにクセがつくことがあります。予めご了承ください。

芯材が多いと多少重量にも影響するんですが、それでも当店としてはしっかりとしたバッグを作ってお届けしたいので現在の仕様で製造していただいてます。

そしてこちらの職場さんは大阪にあります。

実は大阪は鞄造りの長い歴史がある街でもあり、技術力の高い職場さんが集まっている地域でもあります。

熟練職人によって、しっかりと丁寧に作られたメイドイン大阪のバッグを皆様にお届けできたらと思います。

今回からほんのちょっとだけ仕様変更もありますので私達も今から楽しみです。

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少しでも長く革のバッグを使っていただくために普段から実践していただきたいことがございます。

ブログに書いておりますのでよろしければご覧ください。

少しでも長く革バッグを使っていただくために

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