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古着の良さに改めて気づいて思ったこと

古着、古着(ふるぎ、こぎ)とは、過去に着用されたことのある服飾品が回収され、古着業者により分別や選別がなされて製品化され、再び市場に出回る物の総称である。古手とも byウィキペディア

そう、世の中には新品のお洋服が大量に出回っているのに、昔誰かさんが着ていたであろう洋服をわざわざお店で買って着る行為。

その行為、最近はなんだかイヤで避けていた。何故なら風水的には古着には着ていた人の魂?や思いがこもっているからあんまり良くないよ!みたいな風潮があってオマケに古着独特の匂いが産後の母体にはキツかった。(やや大げさ)

しかーし、古着を買わなくてはいけない場面がやってきた。それはコナランから派生する革ボタンの新ブランド「コトツボミ」のコンセプトが懐かしいけど新しい。というもので〝懐かしさ〟を打ち出すのに古着がうってつけだと思ったからだ。

それからは早かった。近場の古着屋さんへ行き、今度の新ブランドの革ボタンを使ったバッグの撮影でモデルさんに着てもらう洋服を探した。

古着屋さんの独特な匂いが立ち込める。その昔、自分が若かった頃(二十代前半)は古着が好きでよく仕事帰りに古着さんに寄っていた。もちろん休日もわざわざ裏原や下北沢の古着屋さんも巡ったりしていた。いつからか古着には目がいかなくなり、今の今まで古着に手を出すことは無かった。

仕事のため!気になる匂いに無心に、新ブランドに合いそうな古着を探す。

あるある!以外と可愛い服ある!なんや!そんな古着悪くないやんけ!むしろ個性があって良いやんけ!

1時間近くかけ、撮影で使えそうな古着を数着見積もった。それがこちら

写真左。私の好きな麻素材のプルオーバー!コレ、めっちゃ可愛いやんけ!こんなん、古着なん?!状態もいいし、しかも安いし、一目惚れ!

まんまと古着の良さに改めて気づく。

それは〝安さ〟と〝個性〟

今の時代、流行りやなんやと同じようなデザインの服が市場に大量に出回り、値段の安さ、今年のトレンド、という売りで大量にさばかれている。それは大量に捨てられている、という意味も持つ。

なんの思いも入っていない洋服達が、大量に陳列され、カゴに入り、売られていく。それらは流行りが終われば簡単に捨てられてしまう。ほんの数ヶ月、大事にされないまま捨てられていく。

誰かが着てくれるならまだ良い。問題は誰にも買い手がつかなかった洋服達は誰かが袖を通す前に、あるいは誰かが脚を入れる前に綺麗な状態のままで捨てられていく。

なんて可哀想なんだ!!

そんなんでいいのか?!いいわけがない。でもそれが現状。

こんな現代のアパレルの批判をするつもりなんて無かったのにこんな話しになってしまった。すいません。

確かに〝安さ〟は大事です。実際問題家計も助かるし、子どもの服なんてすぐにサイズアウトして汚れて大量にいるから安い方が助かる。

でももっと大事なのは物を大切にすることなんじゃないのか。

あぁ、私は物を大切にしているんだろうか。こんな偉そうなことを言って、自分自身はどうなんだと。

それで古着の良さに改めて気づいた訳です、ね。

誰かさんが着ていた服が再生されてまた他の人が着てくれて復活する。なんて素敵なサイクル!

誰かが大切に着てくれていたから今、私たちが着れる。

たぶん、風水がどうのとかより、違う視点の方が大事なのかなと。

それになりより古い服たちは個性が輝いている。他にはないデザイン。古いからこそ良い味が出る。長い時代を経て滲み出る味。それが新品のお洋服に勝る点。

こんなことを忘れていたなんて!若かりし自分の方が分かっていたんだね!

どうです?この赤いスカート。乗り物の刺繍が入っているんです、しかも人力車みたいな自転車みたいな乗り物!名前がわからないんです。それにスカーフも可愛いんです。

そしてスラックス。前には金の金具つき。さらに後ろのポケットについたペンギンの刺繍の可愛らしいこと!こういうディテールが新しい服にはない魅力かと。

古着に触れる機会があってまた良さに気づき、物を大切にすることの大事さを再認識しました。

古き良きもの、何か奈良に通ずるものを感じています。

今回も長くなりました。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

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