2年近く使用した「じっくり作った革のリュック」

じっくり作った革のリュック サクラダ(2)

コナランスタッフのサクラダ(2)です。

今、当店が復活に向けて準備している「じっくり作った革のリュック(大)」。

こちらの製品は2020年をもって一旦販売終了をしていました。

良いリュックなのでこのまま終わらせるのはもったいない、復活させれば必ず誰かのお役に立てるはず・・・そう思って、思い切って復活させる決定をしました。

・・・とは言うものの今更復活させたとて需要があるのか、製品は愛されるのか、実のところ不安でいっぱいでもあります。

そんなある日、一件の修理依頼が当店に届きました。

修理依頼があったバッグは今まさしく復活させようとしている「じっくり作った革のリュック(大)」。

金具の修理とのことでしたが何か大事には至ってないだろうか、このバッグにマイナスなイメージ持たれてしまってはないだろうかといろいろ不安に思いながらご対応にあたりました。

しかし、お客様からは「愛用しているバッグなので、帰ってくるのが楽しみです。」と、まるで現場の人間達をねぎらうかの如く優しくて暖かいお言葉をいただけて”これからもながらく愛用していただける!”と脳内で勝手に一安心の成分が分泌されました。

また、修理が完了しご返送する際にバッグを梱包しようと手に取ったのですが、見ただけで丁寧に使っていただいてることがわかるくらい良い状態のバッグでしたの思わず

「リュックの写真撮らせてください、そして問題なければブログ等で紹介させてください」とお願いするとお客様は快諾してくださりました。(ありがとうございます!)

それがこちらの写真です。

良い革のリュック

ご購入いただいてから1年半以上が過ぎているバッグですが革の状態も良く、形もしっかりしています。

2年近く使った革リュックの背面

もちろん、使い方によってはまた違う結果になるとは思います。必ずしも写真のようにキレイな状態になるとは限りません。

革製バッグの場合は使わない時には中に紙などを丸めたものを入れておいて形をキープしたり、お出かけの際には中に収納する荷物のバランスを考えて極端にかたよったりしないよう気を付けたり、丁寧に使ってもらうのが一番です。

しかしながらこのリュックはスタイル良く保つためにリュック上部に木の棒が埋め込まれています。この棒も少しは役にたってるのかな?なんて思いつつ…。

今回のケースに限らず、修理して少しでもお気に入りを長く使っていただければ当店としても本望です。

今後も修理しても使い続けたいと思っていただけるバッグを提供できるように努めます。

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