こんにちは!コナランスタッフです。
前回の続き「サロペット、オーバーオールに合うカバン開発秘話①」です。
オーバーオールに合うカバンとは?と考えた時にまずリュックはないだろうと消去法から入りました。じゃあベルト長めのショルダーバッグはどうだろう?まぁ悪くはありませんが斜め掛けにした時にやはりその長めのベルトでオーバーオールのデザインを邪魔しがちです。仕事にも使えるとなるとトートバッグしかない!そうだ、オーバーオールのデザインを邪魔しないトートバッグを作ろう!
そんなこんなでオーバーオールに合わせたいバッグのイメージを膨らませていきました。
◎シンプルである(オンオフに使える)
◎重すぎない
◎余計な金具は付けない(服にひっかからない)
◎基本肩掛け(時には斜め掛けも)
◎コンサバ過ぎない(肩ベルトは幅広めに、シルエットはやや丸み帯びたデザイン)
◎ワンポイントに革ボタン(シンプルすぎない、アクセント)
こんな感じでポイントをしぼりデザインに落とし込んでいきました。
やはり仕事に使うという事で帆布より長持ち&丈夫な本革で、コンサバな通勤バッグよりはカジュアルに。キャンバストートよりはきちんとめにという「コンサバ過ぎない通勤バッグ」と言う裏テーマが出来ました。
大きさ、革選び、内装の生地、ポケット、ファスナー、ホック、肩ベルトの長さ、色々決める事がたくさんありますが楽しい作業です。自分の頭の中にだけあったぼんやりしたこんなバッグがあればという妄想が絵になり形になり現物化する。私は形をぼんやり考えて絵にするまでしか出来ませんがそれを素晴らしい技術を持った鞄職人さんに形にしてもらえたので感激です(コナランは鞄の企画デザインまでしか出来ません。実物は高い技術を持った鞄職人さんに作っていただいています)
試作を実際に使って使用感を確かめ、修正も加えてもうすぐ本番のバッグが出来上がってくるところです。
楽しみですねー!早くオーバーオールと合わせたい!
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